学長メッセージ

「忘我の愛と智の灯」をもった
福祉のリーダーを養成する大学として

本学の誇りは、日本で最も古い社会福祉の専門大学として、政府から委託された大学としての使命をもって、日本の社会福祉をリードした人材を多数養成してきたことにあります。

ウィズ・コロナとロシアのウクライナ侵攻の影響による資源価格の高騰などで、世界各国で脆弱な人びとは厳しい社会経済状況に置かれています。この点は日本社会でも同じで、校歌の一説「忘我の愛と智の灯」をもった福祉のリーダーを養成するという本学の使命は、今日ますます重要になっています。生きづらい状況におかれている人びとに温かい心をもって接するだけでなく、その状況を変えるために自らのスキルとネットワークを駆使して活動できる指導的な福祉人材が、今ほど求められている時はありません。

生きづらい状況におかれている人びととともに生きようと志す多くの皆さんが、本学で学び合うことで大きく成長し、そのような状況を変革できる「忘我の愛と智の灯」をもった福祉のリーダーとなって、お力を発揮していただくことを切に願っています。

学長 横山 彰

学長 横山 彰

プロフィール

  • 博士(経済学)(慶應義塾大学)、専門:財政学、経済政策、公共選択
  • 慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
  • 城西大学経済学部教授、中央大学総合政策学部教授などを経て、2021年4月より本学学長
  • 日本経済政策学会会長、日本財政学会代表理事、東京都税制調査会会長などを歴任