研究科長メッセージ

複雑化する現代社会に
対応できる高度な専門的職業人及び研究者を育成

本学の社会福祉学研究科は、研究教育者、臨床実践家、政策・計画実践家として必要な研究能力を高めると共に、グローバルな視野とローカルな視点を持って、社会福祉学を学際的に取り組む研究と教育を進めることを目的にしています。

そのために、変化する人々や社会のニーズを分析し、組織、機関、地域社会、国際社会の要請に応え、現場に学び、地域社会や広く世界に研究成果を還元するために、理論的水準と実践的能力を備えた高度な専門的職業人及び研究者の育成を目指します。

本研究科では、前期課程では、社会福祉実践の向上や発展に貢献できる実践的研究者及び研究的実践家の養成、後期課程では、社会福祉実践の向上や発展に資することのできる高度の実践的研究者及び研究的実践家、優れた実践家・研究者を育成できる教育者を養成します。本学の建学精神とする博愛の精神に基づく社会貢献、社会福祉の理論を窮め、社会福祉実践を常に大切にすること、そして、異なる文化、異なる民族、異なる国籍の人々と共に生きる社会の創出は、時代を超えて今もなお息づいており、人々のウェルビーング(well-being)を追究し、実学である社会福祉学を科学することが本研究科の使命であると考えています。

社会福祉学研究科 研究科長 小原 眞知子

社会福祉学研究科 研究科長
小原 眞知子