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こんな仕事がしてみたい!ソーシャルワーカーの[Real]

CASE5 低所得者福祉分野 経済的困難を抱える人の就労と安定した生活を実現する

低所得者支援ソーシャルワーカー 青木 尚人さん

生活保護受給者の
より良い暮らしのために
人や組織と連携して
支援すること。

青木 尚人さん

横浜市緑区役所生活支援課 勤務(神奈川県)

2012年 福祉計画学科 福祉経営コース 卒業
■取得している資格:社会福祉士、社会教育主事(任用資格)

最後に頼られるのが生活支援課。
受給者の抱える問題を解決することが一番のやりがい。

区役所で生活保護を担当しています。この仕事に着任してもうすぐ1年になります。仕事の配分は、事務処理などのデスクワークが7割、担当地区への訪問や窓口対応などの相談業務が3割程度です。現在の業務内容を簡単にご紹介しますと、生活保護を申請した方への生活保護費支給の決定とそのための調査を行ったり、実際に支給する金額を算出したり、相談者の生活を調査して生活保護以外のサービスにつなぐことなどがあります。お話をうかがうとみなさんご苦労をされていて、最終的にどうにもならなくなって頼ってこられるのが我々生活支援課の役割のように思います。そこで受給が認められれば生活保護が開始されるわけですが、受給者の方が抱える問題を解決できて感謝された時には大きなやりがいを感じます。

受給者とそのご家族のそれぞれの思いを汲んで
支援することが問題の解決につながった。

例えば、ある地区に住んでいた生活保護の受給者が別の地区に転居しなければならなくなって期限が迫ってきていたんですが、転居先がどうしても見つからないといって相談に来られたケースがありました。なかなか貸してくれる不動産会社がいなかったんですが、かなり探し回ってやっとのことで家を見つけることができたんですね。でも、もう一つ問題があって、別のマンションに受給者のご家族が住んでいて、そこを解約しないといけないんだけれども動いてくれない。そこで、「転居先も確保したのでご家族の方にもどうか協力してほしい」とお願いして、何とか動いてもらうことができました。それから無事転居できて、地区が変わったので担当者も変わることになったんですが、その時に「変わるのがとても残念だ」と言っていただいたんです。仕事柄、ほめられることはあまりないものですから、やはり嬉しいですし、やっていてよかったと思いましたね。

病院と福祉施設など、受給者の必要に応じて
異なる機関を橋渡しする役割も。

この仕事の大変なところは、病院と社会福祉施設といった異なる機関の橋渡しをするときに、それぞれの考え方が違うと板挟み状態になることがあることです。これも実際のケースでお話しすると、病院を退院して福祉施設に移る人がいたんですが、施設の面接を受けたところ、「まだ病気が治っていないですね。退院してもかかれる病院を探してもらわないと受け入れられません」と言われたんですね。そこで、入院していた病院に他院の紹介を頼んだのですが、「もう治っているんだから紹介する意味はありません」との返答でした。このように病院側と施設側で見立てが違ったりするとケースワーカーは見立てをする立場にないのでまさに板挟みです。たまたまその受給者の方は、ほかの施設も利用していたのでそこのケースワーカーの紹介で別の施設に入れていただくことができました。福祉の世界では連携という言葉がよく出てくるのですが、実践するには多くの困難が伴います。今後は受給者の生活をより良いものにするとともに、さまざまな人や組織と連携して支援できる人間になりたいと思います。

※掲載情報は2015年度の取材当時のものです。

  • 相談援助の分野で働きたい
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  • 福祉計画学科 地域福祉コース 地域福祉計画履修モデル

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