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平成27年度

ソーシャルワーク新国際定義の地域における独自性検討のための基礎資料作成―特に、宗教とソーシャルワークについて―

研究代表者氏名 社会福祉学部 教授 藤岡孝志
研究課題 ソーシャルワーク新国際定義の地域における独自性検討のための基礎資料作成―特に、宗教とソーシャルワークについて―
研究結果の概要  本研究は日本社会事業大学と淑徳大学の共同研究である「宗教とソーシャルワーク」の第二ステージであり「イスラム教」に焦点をおきイスラム教が実施しているソーシャルワーク実践について調査記録したものである。対象国はイスラム教徒が大多数を占めるバングラデシュ・インドネシア・マレーシア及びイスラム教徒が少数派でありながら大きな影響力を持つタイ・フィリピンの5カ国である。調査方法としてはAPASWE会員のうち上記5カ国の会員校に上記テーマで調査参加者を公募した。途中平成27年12月開催の「環太平洋セミナー」で中間報告、1月末に最終報告が提出された。
 今回の研究で各国のイスラム教が実施している様々なソーシャルワーク実践が報告され、イスラム教の宗教施設及び聖職者が人々の社会文化的なコミュニティの中心でありイスラム教徒にとって包括てきな生活の規範となっていることが報告された。またすべてのソーシャルワーク実践は神(アッラー)の意志により社会への責任として実施されていることも報告された。今回の研究は極めてプリミティブでありながらも実証データの記録である。イスラム教のソーシャルワーク実践は人々のライフスタイルに寄り添っており、西欧で生まれ育った「ソーシャルワーク」と似た実践も報告されている。一方でイスラム教のソーシャワーク実践は西欧とは異なる価値観(例えば社会正義)を持っており、また人々に西欧生まれのソーシャルワークと同じとは認識されていない。では「ソーシャルワーク」とは何か。本研究によりイスラム教をはじめとする様々な宗教をバックグラウンドに持つソーシャルワーク実践を理論化しその構成要素を抽出することにより「ソーシャルワーク」とは何かを明らかにしていくことの重要性が明らかになった。
研究成果の活用

・提供予定
 平成28年6月下旬に韓国・ソウルで開催されるJoint World Conference on Social Work, Education and Social Development 2016にて最終報告書を配布するとともにAPASWE会員にも郵送、ホームページでも公表する予定である。
 また日本社会福祉学会及び日本ソーシャルワーク学会でも研究結果を口頭発表する予定である。
研究成果物 平成27年度 日本社会事業大学社会事業研究所共同研究 「ソーシャルワーク新国際定義の地域における独自性検討のための基礎資料作成―特に、宗教とソーシャルワークについて―」研究成果概要報告書
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