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平成22年度

効果の上がる福祉プログラム構築のためのモニタリングシステムの開発
~退院促進支援事業と就労移行支援事業に対するアウトカムモニタリング尺度の作成を通して~

研究代表者氏名 社会福祉学部 教授 大島巌
研究課題  効果の上がる福祉プログラム構築のためのモニタリングシステムの開発
~退院促進支援事業と就労移行支援事業に対するアウトカムモニタリング尺度の作成を通して~
研究結果の概要  本研究の目的である効果的な社会福祉プログラムモデル構築のためには、効率的かつ実用的なシステム開発が求められる。このためには、実践現場と研究者の協働により、アウトカムの重要性に対する認識を高める必要があった。
 まず、アウトカム指標の同定や測定方法等は、プログラムによって大きく変化することが示された。特に、通常業務内では測定できない指標がアウトカムと想定される場合、プログラムゴールとアウトカムについての合意形成を行う必要がある。これらを共有した上で、アウトカムモニタリング尺度を同定し、実践に適用する。本研究の結果、アウトカムモニタリングシステムを活用することにより、業務目的が明確化され、プログラムゴールに向けた意識も改善されることが示された。 アウトカムモニタリングシステムの開発手順を標準化し、効果的な福祉プログラムの構築を可能とする共通基盤が整備することが今後の課題である。
研究成果の活用

・提供予定
 本研究の成果は、平成23年度の「 日本社会事業大学研究紀要」 にて分析・考察を加え、詳細を公表する予定としている。また、退院促進支援事業および就労移行支援事業については、すでに構築されたアウトカムモニタリングの再修正を行ったシステムを基に、再度、実践現場での活用を視野に入れた最終確認を行う。現段階では、退院促進支援事業のアウトカムモニタリングシステムには大きな変更の必要はないとされており、実践家への適用が可能であると考えられる。就労移行支援事業の場合、アウトカム指標と測定可能な指標のズレがあり、実践家との協働による検討結果を明確にした上で、再修正を行う必要がある。いずれの事業についても、より深い検討を「 日本社会事業大学研究紀要」 に示す。

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ニーズの多様化に対応できる指導的介護福祉士の養成の在り方に関する研究
~ 介護リーダーの業務・役割に関する実態調査 ~

研究代表者氏名 実習教育研究・研修センター 准教授 松井奈美
研究課題  ニーズの多様化に対応できる指導的介護福祉士の養成の在り方に関する研究
~ 介護リーダーの業務・役割に関する実態調査 ~
研究結果の概要  現場の介護リーダーの経験年数が比較的浅いこと、介護リーダーが必要と考える技能は、(1)問題解決にむけた行動力、(2)コミュニケーション力、(3)スーパービジョン力、の順番であったこと、ストレスを感じる業務が(1)職員間の人間関係、(2)職員の指導・教育、(3)シフト管理と対職員が優位であったことなどが明らかになった。
 どのような技能を持ち合わせれば資質の高い介護リーダーといえるかは明確にならなかったが、介護リーダー自身が自分の心身の負担軽減を意識化することや予防的な視点でチームをアセスメントし、予防的な視点で問題解決することの重要性、すなわちメゾ的視点・マゾ的視点をもってリスクマネジメントしていくことの必要性などを確認することができた。
研究成果の活用

・提供予定
 研究結果から明らかになった介護リーダーの実態を踏まえ、介護リーダーが自身のストレス及びチームメンバーのストレスを管理する力を養うことや予防的な視点で問題と向き合うことを可能にする研修プログラムの模索に役立てる。
具体的には研究成果を踏まえた研修プログラムを作成し、現場の介護リーダー実践者に受講してもらい研修が実践に与えた影響を考察する。 研修プログラムの目的は、研究成果を概観したうえで設定する。つまり研究成果は、介護リーダーに対して「視野拡大」「行動変容」を促す要素が包含される研修プログラムの企画・実施に活用する予定である。

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介護・福祉人材の研修及び研修システムの在り方に関する研究

研究代表者氏名  社会福祉学研究科 特任教授 大橋謙策
研究課題  介護・福祉人材の研修及び研修システムの在り方に関する研究
研究結果の概要  第1篇ではまず、社会保障の中核的資格制度である医師、歯科医師、看護師、薬剤師の資格制度、養成の現状及び課題について整理した上でこれとの比較で社会福祉士・介護福祉士の両資格制度の特徴や現状の問題点を整理した。(第1章~第5章)その上で社会福祉士・介護福祉士制度の現状を踏まえてそれぞれの資格制度の定着、大学における資格制度と教育システムとの関係、日本社会事業大学の果たすべき役割についての政策的課題を整理し、具体的な改善策について提言を行った。(第6章~第9章)
 第2篇では、社会福祉士に求められる専門性とその担保のあり方を、現状の研修体制や認定/認定専門社会福祉士のシステム案の視点から整理し、社会福祉士の養成・現任者研修システムの課題と改善案を提示した。
研究成果の活用

・提供予定
 行政や福祉系大学等における資格制度の在り方に関する議論の参考に供するため、関係機関に報告書を配布した。

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このページは研究調整事務室が担当しています



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