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ホーム > 社会事業研究所の活動 > 研究事業一般 > (学内共同研究)福祉教育教授技法・教材研究開発事業 > 平成23年度

平成23年度

実習先と共に構築するスーパービジョンと実習マネジメントに関する研究
―  一人ひとりの学生の主体性や実践力を育む相談援助実習をめざして  ―

研究代表者氏名  社会福祉学部 准教授 蒲生俊宏
研究課題  実習先と共に構築するスーパービジョンと実習マネジメントに関する研究
―  一人ひとりの学生の主体性や実践力を育む相談援助実習をめざして  ―
研究結果の概要  本校における2009年・2010年度の相談援助実習についての学生アンケート結果を比較し、事前学習や巡回時の実習生の話の傾聴・スーパービジョンなどの教員の指導内容が向上していることや、実習先指導職員の意識が変わり、実習内容としての相談業務がしっかり位置づけられ、実習後の定期的な振り返りや実習記録のコメントが丁寧に記録され、社会福祉士の役割の理解が深まってきていることが明確になった。2010年度の三大学学生アンケート結果の比較からは、自己到達度の高い学生と極端に低い学生が二極化している実態が浮き彫りになり、全体として24%の学生が否定的回答をしていることが示され、その内12%の学生は問題を解決しないまま終え、深刻な実態があることが明らかになった。実習生の自由記述の分析を通じて、コミュニケーション力の低下、利用者との関係作りが難しい・記録の考察が深まらない、職員との関係悪化・意欲低下などの実態とその背景に実習の悪循環の構造があることが示された。一方、実習中大変なことがあった実習生でも指導職員との関係形成を図り、問題の解決ができれば、実習を通じて福祉現場への魅力が実感でき、自己の課題が明確になり、社会福祉士としての働く意欲が醸成されることがプロフィール曲線によるデータ解析より示唆された。さらに、養成校インタヴュー調査・実習先指導職員のインタヴュー調査及び実習報告会後の意見交換会の結果から、スーパービジョンとしての支持的機能を基盤とした教育的機能と管理的機能の向上が課題であり、具体的方法として養成校教員と実習先指導職員が連携したスーパービジョンと実習マネジメントの構築が重点課題であることが示された。
研究成果の活用・提供予定  2010年度及び2011年度の研究結果については、日本社会福祉学会報告を基にして共同研究報告書を作成した。
 今後は2011年度の三大学アンケートの結果を加えて精査し、実習施設に報告書を配布すると共に、本研究結果をたたき台として実習先施設・機関の指導職員と連携して共同研究に取り組み、学生の実践力を高める相談援助実習での効果的なプログラム研究に発展させていきたい。
研究成果物 実習先と共に構築するスーパービジョンと実習マネジメントに関する研究― 一人ひとりの学生の主体性や実践力を育む相談援助実習をめざして ― 本文PDF

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高大連結の視点に基づく福祉系高等学校のキャリア教育と職業教育に関する研究

研究代表者氏名  社会福祉学部 准教授 田村真広
研究課題  高大連結の視点に基づく福祉系高等学校のキャリア教育と職業教育に関する研究
研究結果の概要  士士法改正等により介護福祉士養成施設の再編が進んでいる。同時に福祉系高等学校でのキャリア教育と職業教育の多様化が進んでいる。全国969校を対象に調査票を送付し336校から回答を得た。これらをもとに「福祉教育に取り組んでいる高等学校」一覧表を作成し実態把握に努めた。
 調査票集約と並行して、地域の福祉事情とキャリア教育とをリンクさせて高校存続を図る際の高大連結の条件について探索する現地調査(青森・沖縄)を行った。
研究成果の活用・提供予定  「福祉教育に取り組んでいる高等学校」一覧表は、高校からの許諾を得て、日本社会福祉教育学校連盟HPへの掲載を予定しており、これにより福祉教育を軸に据えた高大連結を促す。
全国福祉高等学校長会への情報提供を行うとともに、今後の福祉系高校における教育課程改善へ向けた基礎資料として有効活用する。地区別に開催される高校教員対象の研修会において、あるいは、日本社会福祉教育学校連盟主催の研修会において、収集した情報を有効活用して、キャリア教育を媒介とする高大連結を推進する一助とする。
研究成果物 高大連結の視点に基づく福祉系高等学校のキャリア教育と職業教育に関する研究 本文PDF

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介護福祉実習教育プログラムのあり方についての研究

研究代表者氏名  社会福祉学部 准教授 佐々木由惠
研究課題  介護福祉実習教育プログラムのあり方についての研究
研究結果の概要  本研究は、介護福祉士を養成する4年制大学として他校に示せる実習カリキュラムを試行することと、そのために実習周辺にどのような科目配置をすることが効果的であるのかを見出すことを目的としている。
1年目は、介護実習関連の先行研究の抽出と分析、10校の他大学の4年間のカリキュラムの比較検討、本大学介護福祉コースの学生の実習前後の不安因子の分析を調査した。また、実習指導者に対し、4年制の介護養成校に特記した実習指導の実態を聞き取り調査した。
 その結果、実習指導者は、4年制大学教育における介護福祉養成実習であるという意識は全くなく、今後は教員と実習指導者と指導的介護福祉士養成のための実習の在り方を検討することが課題であることが示唆された。
 10大学のカリキュラム比較検討からは、介護福祉士の資格と合わせてどのような資格を取らせるかにより、各大学でカリキュラムが大きく異なっていた。本大学がどのような介護福祉士を養成して行きたいかというビジョンを一層明確にし、次年度は本大学の役割と理念の明確にして検討を加えたい。
研究成果の活用・提供予定  本学が、4年制大学における介護福祉士養成校として他校にエビデンスのある実習の在り方や関連科目との相互性等を示す報告を、4年制大学介護養成協議会を通じて行う。
研究成果物 介護福祉実習教育プログラムのあり方についての研究 本文PDF

通信社会福祉課程新カリキュラムにおける巡回指導の役割と効果 

研究代表者氏名  社会福祉学部 教授 高橋流里子
研究課題  通信社会福祉課程新カリキュラムにおける巡回指導の役割と効果 
研究結果の概要  本学通信教育科社会福祉士課程2009年度と2010年度入学生で2011年10月までに相談援助実習を終了した実習生、実習施設・機関、巡回指導教員に対する郵送法アンケート調査及び両年度の実習巡回報告書の分析を行った。
 週1回以上の巡回指導のメリットとして、実習生と実習指導者の関係形成の支援ができる可能性が高いこと。また、巡回指導教員と実習指導者が実習スーパービジョンの機能(「支持」、「管理」、「教育」)の分担・協働した指導の可能性が高いこと。さらに、実習指導者と巡回指導教員が協働した指導ができることにより実践者である実習指導者が現場実践を振り、その職務にもプラスの影響を与えていることも証明できた。教員や実習先施設機関の巡回の負担が気になったが、実習生は現場実習・実習指導に満足し、実習指導者、巡回指導教員の三者とも週1回以上の巡回指導に実習指導上のメリットがあると捉えたことが明らかになった。
 敷き足同時に以下の課題も明らかになった。それらは巡回指導教員の質のばらつきが否めないので巡回指導教員の底上げと教育機関と実習先機関の実習指導体制に役割分担制になっているので指導の一貫性を確保する点の方策である
研究成果の活用・提供予定 ・ 実習教育研究・研修センターにおける実習教育教材開発や実習巡回指導者の研修事業の内容の検討に活用できる。
・ 福祉系大学に活用の提供を呼びかける。
研究成果物 通信社会福祉課程新カリキュラムにおける巡回指導の役割と効果  本文PDF
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このページは研究調整事務が担当しています



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