平成26年度
関連リンク
災害後の中長期的な支援の在り方を考える
~心理社会的リジリエンス(回復力・強靭性)の構築~
2014年現在、東日本大震災から3年以上が経ち、復興期や生活再建期とよばれる時期にさしかかっている。しかし災害後、時間が経過するにつれ、被災地域や被災者の生活復興やこころの状態における格差は大きくなってきている。災害直後における生命の安全の確保や応急対応とは異なり、中長期における課題やその対応については未だ議論が充分にはなされておらず、その点について東日本大震災や環太平洋諸国の災害経験から議論を深める。
また、この時期は復興活動に加えて、今後予想される大規模災害に対するリジリエンス(回復力、強靭性)を構築していく作業を同時に行う必要がある。そこで今後平時においてどのようにして、どのようなリジリエンスを高めていくべきなのかについても議論する。
この度2014年12月13日(土)、14日(日)の日程で「環太平洋社会福祉セミナー2014」を開催いたします。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Reader(無料)が必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。
12月13日(土) 災害ソーシャルワークの構築に向けて
オープニング・セッション 「開会挨拶」 「本セミナーの趣旨について」 |
---|
●午前 災害ソーシャルワークの構築に向けての課題 |
講演 ■「震災・原発事故による広域避難者へのサポート ― 権利の保障に向けて」 ― 原口弥生(茨城大学) ■「災害看護グローバルリーダー養成プログラム」(DNGL)から考える支援者養成」 ― 長澤紀美子(高知県立大学) |
●午後 「支援者への支援 ~災害時の経験を平時における支援に活かす~」 |
講演 ■「Building Resilience in Supporters – public, private, and personal」 ― チャールズ・フィグリー(トューレーン大学) ■「DPAT 日本の災害派遣精神医療チーム」 ― 高橋晶ら(筑波大学災害精神支援学) ■「日本の警察官における共感疲労」 ― 今村芳博ら(筑波大学災害精神支援学) 円卓会議 討論者:原口弥生(茨城大学)、長澤紀美子(高知県立大学)、高橋祥友・高橋晶・今村芳博(筑波大学災害精神学)、有村大士(日本社会事業大学)、チャールズ・フィグリー(トューレーン大学)、デチャ・サグワン(タマサート大学)、エマニュエル・ルナ(フィリピン大学) |
12月14日(日) 「災害とこころのケア ~災害後の中長期における支援~」
(厚生労働科学研究費事業分担研究の一環として開催)
●午前 |
---|
講演 ■「Thailand's Post Disaster Assessment for Resilient Recovery」 ― デチャ・サグワン(タマサート大学) ■「Mobilizing local and community resources for sustaibable post disaster recovery」 ― エマニェル・ルナ(フィリピン大学) |
●午後 |
講演 ■「災害時の子どもと家族からの視座~グレーゾーンから考える~」 ― 有村大士(日本社会事業大学) ■「長期被災生活をおくる被災者への寄り添い型の支援のあり方」 ― 大島隆代(浦和大学) ■「災害時メンタルヘルスケア・マニュアルの開発」 ― 筑波大学精神医学講座・日本社会事業大学社会事業研究所 研究代表者:朝田隆、 発表者:野口代 円卓会議 討論者:朝田隆(筑波大学 精神医学)、大島隆代(浦和大学)、長澤紀美子(高知県立大学)、高橋祥友・高橋晶・今村芳博(筑波大学災害精神支援学)、有村大士(日本社会事業大学)、チャールズ・フィグリー(トューレーン大学)、デチャ・サグワン(タマサート大学)、エマニュエル・ルナ(フィリピン大学) |
クロージング・セッション 「まとめと閉会挨拶」 藤岡孝志(日本社会事業大学社会事業研究所所長) |
会場案内
日 時
2014年12月13日(土) ~ 12月14日(日)
10時00分 ~ 16時30分 9時30分受付開始
場 所
日本社会事業大学 清瀬キャンパス (A401教室)
〒204-8555東京都清瀬市竹丘3-1-30
TEL:042-496-3050
西武池袋線「清瀬駅」下車(池袋より準急で21分)
南口ターミナル2番より西武バス8分
◆「下里団地」行き又は「花小金井」行き
「社会事業大学前」下車、徒歩1分
◇バス時刻表は こちら (西武バス公式ページへジャンプします)
参加費
無料
主 催
日本社会事業大学 社会事業研究所
共 催
アジア太平洋ソーシャルワーク教育連盟(APASWE)
申込み
終了いたしました。ありがとうございました。
その他
※ 万が一、天候により予定が変わる場合には、ホームページ上でご案内いたします。
日英の同時通訳があります。
昼食は各自ご用意下さい。 ◆ 昼食のご案内は こちら(606KB)
お問い合わせ
日本社会事業大学社会事業研究所
TEL 042-496-3050
平日 9:00~17:00 土曜 9:00~12:30
このページは研究調整事務室が担当しています