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  3. 研究者インタビュー 贄川 信幸 教授

より良い支援プログラムを開発し、

誰もが自分らしく生きられる人生を

研究大学院 社会福祉学研究科
贄川 信幸 教授
Niekawa Nobuyuki
[研究テーマ]
精神障害当事者と家族のリカバリーに向けた支援プログラムの開発・改善、実践家のエンパワメント
Researcher Interview
精神保健福祉を専門とする私は、科学的根拠に基づく実践と家族支援の在り方について研究しています。主要なテーマの一つが、「精神障がいのある人の家族に対して効果的な支援を実現するプログラム開発・改善(プログラム評価)」です。海外では家族支援の必要性やその効果が認められ広く実践されてきていますが、日本では一部で実施されているものの、必ずしも普及が進んでいません。また、研究を進める中で、現状の制度やサービスが多様化する福祉ニーズに十分に対応できていないことも浮き彫りになりました。諸課題の解決に向けて、より良い支援システムの構築や改善方法を模索しています。
現在の専門分野を研究し始めたきっかけは、日本における、精神障がいのある方が置かれている状況に疑問を抱いたことでした。当事者とかかわるなかで、精神障がいのある人が"障がい者"としての人生を送っているのではないかと感じたのです。家族もまた同様でした。病気や障がいがあっても、そしてその家族であっても、人が人として幸せを追求する人生を送れるような支援を考えるようになり、研究を続けています。
実際の研究過程においては、初めに先行研究で何が明らかにされており、何がまだ課題なのかを調べます。そのうえで、支援を必要とする人や現場の実践家にインタビューなどを行います。そこで得た「声」と文献からの知見を組み合わせて支援プログラムを検討し、実証研究を重ねながら論文にまとめます。そのなかで、人がなぜそうするのか、苦悩するのか、心理面と環境面に着目して課題を検討することが重要だと考えています。現場の実践知と合わせて、当事者の苦しみから職員の対応まで、なぜそうなったのかその理由を徹底的に追究することが本質的な課題解決につながると考えています。
難題を多く抱えている現在の福祉領域。一朝一夕で解決に至ることは必ずしも容易ではないからこそ、院生のみなさんには長期的な視野を持って研究に取り組んでほしいと思います。私は大学院時代に、指導教員から「研究は小石を積み上げるようなもの」と教わりました。一人ひとりの研究成果が現場ですぐに役立つとは限りませんが、それは次の研究につながり、その積み重ねは必ず将来の新たな知見につながっていきます。それこそが研究大学院で福祉領域の課題を追究する意義なのではないでしょうか。
※内容は取材当時のものです。
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