JCSW 日本社会事業大学 Japan College of Social Work

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修了生インタビュー

1年履修

2021年3月 福祉マネジメント研究科
16期修了生
株式会社さかえケアサービス ほか 勤務

伊藤 晋さん

未経験分野も先生がフォロー
共に学んだ学生の意見も大きな助けに

専門職大学院の講義は、高齢、児童、障害、福祉経営、人材育成など分野が幅広く専門外ではついていけるか不安でしたが、内容を理解できるように先生がフォローしてくれました。研究テーマの『多職種連携』には、普段接する機会の少ない他の専門職の方と共に学んだ経験が、とても役に立ちました。単独行動が好きで、仕事を一人で抱え込む癖があったのですが『チームマネジメント』と『福祉人材育成論』を受講して、他者との協働の重要性を実感し、後進の育成にも意識が向くようになりました。

学問と仕事 両立ポイント

長期履修で無事修了

科目等履修生として2年間在籍して10単位を修得、その後に長期履修生として更に2年間学ぶ方法を選びました。その結果、4年間で30単位を修得、無事に修了できました。長期の学習計画でしたが、お仕事が多忙な方や勤務時間が不規則で進学を迷われている方にお勧めしたい選択肢です。

2年履修

2021年3月 福祉マネジメント研究科
17期修了生
社会福祉法人生活クラブ
船橋市「保健と福祉の総合相談窓口」さーくる 勤務

菅原 靖顕さん

実践と学術をつなげ
さらに深い支援を展開
自己研鑽の限界を超えた

日々の中で、実践と自己研鑽だけでは限界を感じ、進学を決意しました。大学院では「生活困窮者自立支援機関の総合相談のあり方」に焦点。高齢者・障害者・児童など、どこにも当てはまらない制度のはざまで生活に困窮した相談者に対して、広く地域の社会資源と連携・協働し、地域で支援チームを構成して支援にあたり「誰もがありのままに、その人らしく地域で生活できるための支援」の展開を研究のテーマとしました。学術的視座での思考過程を獲得できたことと、実践と学術を繋げさらに深い支援を展開する事も出来たことは大きな成果です。

学問と仕事 両立ポイント

職場や家族の協力は必須

学問を実践につなげたことで、職場の環境がとても良くなりました。さらに、限りある時間の中で家族と共同して家事を行い、子どもには学ぶ姿を見てもらうことができました。すべてに真剣に取り組み、職場や家族の理解・協力が得られたことが両立のポイントと感じています。

1年履修

2021年3月 福祉マネジメント研究科
16期修了生
沖縄県コザ児童相談所 勤務

玉那覇 綾乃さん

熱い講義やグループワークが大きな刺激に
たくさんのヒントを獲得

児童福祉司経験時に、児童相談所を取り巻く状況の変化に危機感。自身の能力向上の必要性を感じたことが、進学のきっかけです。実践に基づいた熱い講義や、現場で活躍している学生たちとのさらに熱いグループワークは、私が経験してきた大学の授業とは異なりとても刺激的でした。研究のテーマは「児童福祉司のアセスメント力の向上」。他県の児童相談所の視察・見学をする中で、自分の職場が置かれた状況を分析することが出来ました。さらに、事例検討会の参加・傍聴では、多くの気づきと共に今後の実践に役立つヒントを得ることが出来ました。

学問と仕事 両立ポイント

職場と上司の協力

遠隔地からの受講だったため、職場の自己啓発休業制度を利用し、学業に専念させてもらいました。職場や上司の協力には、とても助けられました。さらに、同じ環境の同級生と互いに労わりながら励まし合う事で、最後までモチベーションを維持することが出来ました。

2年履修

2021年3月 福祉マネジメント研究科
17期修了生
社会福祉法人クムレ
児童発達支援センター倉敷学園 勤務

安 知子さん

自身の実践を言語化
職員が相互に理解し共有できるように

私の主な仕事は、法人理事業務執行役員や児童発達支援センター倉敷学園の園長。現場の利用者支援で多くの学びを得ていましたが、一度自分を振り返って培った実践を論理的に根拠をもって伝えていきたい。そのために多くの理論や事例に触れたいという思いが強くなり、大学院入学を決意しました。研究内容は、自身の支援観を実践と紐づけて整理し言語化。さらに、職員から得た支援の事例を集め「私たちの支援BOOK」を作成。一人ひとりの支援観と日々の実践をつなぎました。研究成果が活かされ、職員が活き活きと働ければと思っています。

学問と仕事 両立ポイント

環境の変化が追い風に

このような状況下でほとんどの授業をオンラインで受講したため、通学の時間を勉学に充てられたのは、両立の大きなポイントでした。仕事では、出張や研修、情報交換会などいままで多くの時間を割いていたことが減り、業務スタイルが変化したことも、学修の上で大きかったと思います。

※掲載情報は取材当時のものです。

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