理事長メッセージ

「灯し、紡いだ80年-未来を拓く」

日本社会事業大学は、2026年に創立80周年の節目を迎えます。

本学は、昭和21年(1946年)、日本で最初の福祉専門大学として誕生しました。戦後の混乱により困窮を極めていた国民生活の向上を期すためには、優れた福祉人材の養成こそが急務である――。そのような熱い想いのもとに本学の歩みは始まりました。この輝かしい伝統と素晴らしい環境に恵まれたキャンパスでは、80年前と変わらず今も、志ある学生たちが次の時代を切り拓こうと切磋琢磨しています。

現在、我が国は深刻な少子高齢化とそれに伴う生産年齢人口の減少に直面しています。なかでも福祉・介護分野における人材確保は、一刻の猶予も許されない国家的な課題です。今や、単に専門家を育てるだけでなく、社会全体で福祉を支える仕組みづくりが求められています。幸いなことに、本学で学んだ卒業生たちは、世代を超えた信頼関係を築き、様々な分野の第一線で活躍しながら、今もなお母校へ熱い思いを寄せ続けてくれています。この強固なネットワークを基盤に、大学を『新たな人材の供給源および結節点』として機能させることが本学のこれからの目指すべき方向と考えます。学生、教職員の皆様、そして地域や行政、企業の皆様と深く連携し、誰もが安心して暮らせる地域共生社会の実現に向けて、全力を尽くしてまいります。皆様の温かいご支援とご協力を、心よりお願い申し上げます。

理事長 蒲原基道

理事長 蒲原 基道

プロフィール

  • 学士(法学)(東京大学法学部卒業)
  • 厚生労働省障害保健福祉部長、老健局長、厚生労働事務次官を歴任