学長メッセージ

共生社会の実現に向けて
「福祉のリーダー」を養成する大学として

日本社会事業大学の誇りは、日本で最も古い社会福祉の専門大学として、国から「指導的な社会福祉人材の養成」を委託された大学としての使命をもって、日本の社会福祉をリードした人びとを多数養成してきたことにあります。

超少子高齢化と人口減少が進む中、社会的孤立や経済的格差が深刻化する日本社会では、多くの人びとが生きづらい状況に置かれています。そうした状況においては、すべての人が支え合いながら共に「より良い社会」を創る共生社会の実現に向けて、「福祉のリーダー」を養成するという本学の社会的使命は、ますます重要になっています。

この社会的使命を果たすために、創立80周年を迎える2026年度より学部の学科名称を変更し、学科内の学びの方向性をより明確にして、入学する皆様が生活課題と社会課題の解決をめざし新しいかたちの「より良い社会」を共創できる変革力を高められるよう、本学は福祉の多様な教育を用意しています。福祉を学んで素晴らしい未来の人間関係を築きたい、学んだ福祉を通して素晴らしい未来の共生社会を築きたい、こうした熱い想いを持つ皆様をお待ちしています。

学長 横山 彰

学長 横山 彰

プロフィール

  • 博士(経済学)(慶應義塾大学)、専門:財政学、経済政策、公共選択
  • 慶應義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学
  • 城西大学経済学部教授、中央大学総合政策学部教授などを経て、2021年4月より本学学長
  • 日本経済政策学会会長、日本財政学会代表理事、東京都税制調査会会長などを歴任し、現在は社会福祉法人浴風会理事、社会福祉法人恩賜財団済生会評議員なども務める