お知らせ ヴィラーグ准教授が共訳をした書籍『ソーシャルワークは境界を越える:人間関係の重要性』が発行されました。 2026.05.08

書籍情報


 本学社会福祉学部ソーシャルワーク学科のヴィラーグ准教授は、2019年に国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)が出版した事例集の和訳プロジェクトに参加しました。翻訳は、ヴィラーグ准教授が理事と国際委員会の副委員長を務めている日本ソーシアルワーカー協会(JASW)の取り組みの一環として進められました。英語の原著は、過去に本学の企画にも講師として招聘したことのある、出版当時にIFSW会長を務めたルース・スターク氏が編著者を担当しています。なお本書は、オープンアクセスの理念のもと、英語版と同じく、日本語版もインターネット上で一般公開され、日本のみでなく、世界中の誰もが無料で自由に読めるようになっています。

 「行動するソーシャルワークのアンソロジー」シリーズの第一弾に当たる本書は、世界各地からソーシャルワーク実践の事例を集め、記述したものです。ソーシャルワークを通じて、人間関係が社会正義や人権、持続可能な社会づくりに果たす役割についてグローバルな規模で描かれています。紹介されている各国の当事者やソーシャルワーカーの物語は、変化を達成するために生み出される人間関係に関連しています。人間関係の強化、連帯の構築、そして人々が真に相互に頼り合うパワーの実現こそが、この本の核心です。

 ヴィラーグ准教授は第1章「戦争及びパンデミック後の農村部コミュニティにおける家族の再統合」(シエラレオネ)、第7章「人間関係と意思決定支援」(スコットランド)、第10章「ラテンアメリカのソーシャルワーク」(コスタリカ、エルサルバドル、キューバ、アルゼンチン)を日本語に翻訳しました。また、2019年に出版されたオリジナルの英語版でも、第6章「日本の災害の余波:重層的な持続可能性とソーシャルワーク実践」の英訳を担当しました。さらに、本学の木村客員教授は、もともと英語版の第3章「私には今、自分自身のアイデンティティがある」(インド)の共著者となっています。

 完成した和訳版は、IFSWのグローバルサイトでニュースとなり、そのオンラインショップで0.00ドルで入手(無料ダウンロード)が可能です。

 https://www.ifsw.org/ifsw-publication-social-work-beyond-borders-the-importance-of-relationships-now-available-in-japanese/

 https://www.ifsw.org/product/books/social-work-relationships-japanese/

 また、和訳版については日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)のウェブサイトで取り上げられ、JASWのホームページからPDFを自由にダウンロード・閲覧できます。

 https://jfsw.org/2026/04/27/4419/

 https://www.jasw.jp/news/pdf/2026/20260407.pdf

タイトル

ソーシャルワークは境界を越える:人間関係の重要性

著者

ルース・スターク編著/日本ソーシャルワーカー協会国際委員会訳

出版社

IFSW Publishing/日本ソーシャルワーカー協会

ISBN

9783906820194

発行日

2026年3月31日

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