
名称変更の背景
日本社会事業大学は、2026年4月より、
現在の社会福祉学部福祉計画学科を「共生社会デザイン学科」に、
また、福祉援助学科を「ソーシャルワーク学科」に名称変更いたします。
(2025年4月文部科学省へ学科名称変更の届出済)
ただし、学科名変更に伴う、学位(社会福祉学)、養成する人材像、教育課程など
現在の学科内容に変更はありません。
本学は、1946年に日本初の社会福祉・ソーシャルワークの専門教育機関として誕生し、
その後も今日まで、「福祉のリーダーの養成」という使命を胸に、福祉の最前線を歩み続けてきました。
現在の「福祉計画学科」と「福祉援助学科」の学科名称は、1996年に変更されましたが、
この30年間、経済社会情勢は、地方分権化・規制緩和を通した
民間組織の活用・格差拡大・超少子高齢化・人口減少・単身世帯の増加など変化し、
それに伴い、社会福祉の在り方も大きく変わってきています。
具体的には、従来の高齢者や障がい者などに加え、社会的孤立や生活困窮など
様々な生活課題を抱える人々も要配慮者として位置づけられ、社会福祉の対象は一層拡大し、
より普遍的なものとなっています。
同時に、社会福祉の担い手も、「支援する人」と「支援される人」という固定した関係性を超えて、
行政のみならずNPO法人や営利企業、住民ボランティアなど多様化しています。
また今日では、すべての人々の人権と多様な個性を尊重し、
参加や支え合いによる共生社会の実現が目指されるようになりました。
この度の学科名称の変更は、こうした時代の変化に対応するために、
学部・学科内の学びの方向性をより明確にし、新しい社会福祉の課題解決と仕組みづくりにチャレンジする、
開拓的、創造的な実践力を備えた「福祉のリーダー」を養成することを目的としています。
今後も、本学は、アジアの中核的なソーシャルワーク研究・教育校として、歴史と伝統を受け継ぎながら、
共生社会の実現に向けて歩みを進めていきます。
2026年4月学科名称を変更します
福祉計画学科
共生社会デザイン学科
福祉援助学科
ソーシャルワーク学科

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01社会福祉に関する法体系、制度・政策や地方自治体の政策立案手法
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02社会福祉法人やNPO法人等の福祉サービス組織の経営
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03地域福祉を推進するコミュニティ・ソーシャルワークや住民参加の促進、福祉教育
住民など地域の多様な社会資源との協働や福祉空間の創出、
異分野異業種との連携を通した新しい地域づくり、共生社会デザインを学びます。

ソーシャルワークの実践的な学びから考えます。
医療や保健、学校など多機関の専門職との連携、地域コミュニティや社会への働きかけなど、
福祉専門職としてのソーシャルワーカーに求められる知識や技術の修得を目指します。
育成する福祉人材像

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共生社会に向けた地域デザインを創発する
福祉専門人材の養成行政、民間組織、住民など地域の多様な社会資源との協働を通じて
福祉課題や生活課題を解決する方法を学びます。 -
福祉援助学科
ソーシャルワーク学科
実践的なソーシャルワーク教育から
人々が直面する問題の解決方法を考える個別支援、専門機関・専門職との連携、地域コミュニティへの働きかけなど、
ソーシャルワーカーに求められる知識や技術の修得を目指します。
学べる分野 Field of Study

- 公務員行政職・公務員福祉職に興味がある
- NPO法人経営・社会福祉法人経営に興味がある
- 社会福祉協議会に興味がある
- 児童福祉・高齢者福祉・医療福祉に興味がある
- 保育士・公務員福祉職に興味がある
- ケアマネージャーに興味がある