お知らせ
ヴィラーグ准教授が世代間連帯と気候変動に関する国際ワークショップをコーディネートしました。
2025.12.01
2025年11月17日(月)、ヴィラーグ准教授は、第28回アジア太平洋地域ソーシャルワーク会議に先立って、プレカンファレンス企画として開かれたワークショップのファシリテーター及び司会を務めました。ワークショップでは、「アジア太平洋地域における未来に向けた世代間連帯の強化:気候変動とその他の環境課題に焦点を当てて」を取り上げました。企画は、国際ソーシャルワーカー連盟アジア太平洋地域(IFSW-AP)主催で、IFSWのグローバル事務局の助成金によって実現しました。
ワークショップのテーマは、ソーシャルワークのグローバルアジェンダにおける本年のテーマ(世代間連帯)と地域会議のテーマ(気候変動)を組み合わせて設定しました。本学より、他にも小原教授が主催団体のIFSW-AP会長として閉会挨拶を担当しました。また、閉会挨拶は、地域会議とプレカンファレンスのワークショップに参加したグローバルのIFSW会長を迎えしました。当日のプログラムは、登壇者報告のみなく、以下のようにグループワークを中心としました。
当日のプログラム
開会:小原眞知子(日本社会事業大学教授、IFSW-AP会長)
報告①「気候変動と世代間連帯:スリランカの経験から」
・スリランカ:アマラワンサ・ラナウェーラ(スリランカ・ソーシャルワーカー専門職協会元会長)
報告②「アジア太平洋地域における環境連帯:台湾から始まる漁師の旅」
・台湾:李正新(レルム・ノヴァルム・センター副センター長)
グループワークA:報告①と②に関するディスカッション
報告③「コミュニティのエンパワメント:カンボジアにおける気候レジリエンスためのソーシャルワーク」
・カンボジア:ペン・ソフォナラ(カンボジア・ソーシャルワーカー協会会長)
報告④「私はソーシャルワーカー:世代間連帯をどのように浸透させられるか?」
・オーストラリア:マンーハー・パワール(チャールズ・スタート大学教授)
グループワークB:報告③と④に関するディスカッション
グループ発表とそれに対する報告者コメント
閉会:ジョアキン・ムンバ(IFSW会長)
ファシリテーター(コーディネーター・司会):ヴィラーグ・ヴィクトル(日本社会事業大学准教授、IFSW-AP財務担当)
共同ファシリテーター(時間管理・記録):
・テオ・アイ・フア(ウタラ・マレーシア大学主任講師、IFSW-AP副会長)
・ナッタパット・サロボル(タイ・タマサート大学助教授、IFSW-AP広報チーム)

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プログラムを説明するヴィラーグ准教授

グループ発表の様子

参加者の皆さんとの記念写真