お知らせ
授業「介護実践・開発」にて、マッスルスーツを体験しました
2025.12.24
2025年12月15日(月)、福祉援助学科・介護福祉コース3年生の「介護実践・開発(永嶋 昌樹准教授)」の授業において、社会福祉法人 友愛十字会 の 鈴木 健太様(特別養護老人ホーム 友愛荘 施設長)をゲストスピーカーとしてお招きしました。
学生たちは、移乗支援を行う装着型の機器であるマッスルスーツについて学び、実際に体験しました。
装着型の移乗支援介護ロボットは、介護者の動作や姿勢をサポートし、身体への負担軽減を目的とした機器です。
今回体験したマッスルスーツは、重量物の持ち上げや中腰姿勢での作業時における腰への負担を軽減するアシストスーツです。
人工筋肉とバネの力で上半身を支え、作業時の身体的負担を軽減します。
また、電力を必要としないため、使用場所や時間を選ばず活用できる点も特長の一つです。
講義を受講している様子
マッスルスーツの説明を受ける様子
マッスルスーツの説明を受ける様子
講義ではマッスルスーツの仕組みや介護現場での活用例について学びました。
その後、装着手順について説明を受け、体験を行いました。
体験した学生からは「荷物が軽く感じた」「中腰姿勢が楽になった」「装着にコツが必要だと感じる」などの感想が聞かれ、マッスルスーツの効果を実感する様子が見られました。
今回の体験を通して、介護者を支援するための技術に直接触れ、身体的負担を軽減する福祉機器の重要性について理解を深めることができました。
学生にとって、今後の学びや将来の実践に活かしていく貴重な機会となりました。
マッスルスーツを体験する様子

マッスルスーツを体験する様子