SOCIAL WORKER REAL
自治会や子ども食堂の運営など
大学での多彩な経験が仕事で輝く。
宮東 英維 さん
社会福祉法人 睦月会
Seamless Support Labs 原宿
支援員
2024年 社会福祉学部 福祉計画学科 卒業
- 取得している資格
社会福祉士
都心の大規模な施設で多彩な活動に携わる。
福祉業界で進路を選ぶ際、その選択肢の広さからどの分野に進むべきか迷っていました。最終的に障がい分野で働くことを決めたのは、大学での授業を通じて出会った社会福祉法人睦月会の存在です。現在、私は2024年12月に原宿にオープンした一体型通所施設「Seamless Support Labs 原宿」で、支援員として働いています。都心に近く規模の大きいこの場所で、新規スタッフとして参加する機会は、滅多に得られないものだと思いチャレンジしました。
私の業務は、入浴や食事介助などの日常生活支援のほか、カフェの運営やフロント業務、さらには広報活動も担当しています。利用者の工賃の支払いに結び付けるため、利用者の障がい特性や興味関心に応じてどのような支援ができるのか日々考えています。あらゆるアプローチを常に考え、実行していくことが求められています。利用者が参加する活動プログラムを考える際には、一人ひとりの状態やニーズを見極め、「その人にとって有意義な活動とは何か」を常に意識しながら進めています。
自分の興味関心にあわせて幅広く挑戦。
大学4年間でさまざまな活動に挑戦しました。子ども食堂の開催を積極的に進めるなど、地域社会とつながる取り組みができたと思います。その他課外活動を通じて、さまざまな経験を積み重ねたことが大きな糧になっています。ホームページを作るアルバイトをしたり、地域の方にプログラミングを教わったりしました。当初は興味本位で始めたものでしたが、今では職場の広報で、その経験が大いに役立っています。だからこそ、「無駄なことは何もない」という考えを持つようになり、まずは何でも試してみることを心がけています。そうやって楽しみながら取り組んでいると、気づけば自分が成長していると実感できます。この姿勢を大切にして、今後も仕事に取り組んでいきたいです。

※掲載内容は取材当時のものです。