保健福祉コース

コースの特長

豊かな人間性を育むとともに、多方面から支援する力を養う。

講義やグループ学習、現場で働く先輩の声を通して、日常生活の課題や心身の健康、社会生活上のニーズについて把握。当事者の気持ちに寄り添いながら、課題解決に向けて多方面から支援する力を養います。

保健医療の専門家などと連携し、リーダーシップを発揮する。

さまざまな人や関係機関と連携し、リーダーシップを発揮することができる人材を育成します。保健医療の専門家とチームを組んで支援する際に必要な専門的知識や援助について学ぶこともできます。

専門性を身につける「履修モデル」

高齢者履修モデル 卒業単位(127)/履修科目(31)

高齢者・その家族・地域への働きかけから、豊かな高齢化社会構築の手がかりを学びます。

高齢者の理解と援助(2)、認知症ケア論I(2)、認知症ケア論II(2)、老人・障害者の心理I(2)、健康福祉増進論(2)、ケアマネジメント論(2)、バイオメカニクス(2)、レクリエーションワーク(2)、身体表現と関係形成(2)、施設処遇法(2)、住環境支援法(2)、福祉機器活用法(2)、リハビリテーション論(2)、社会福祉調査法II(2)、老人・障害者の心理II(2)、障害構造論(2)、知的障害と社会(2)、障害者福祉論II(2)、社会福祉と権利擁護(2)、発達と老化の理解II(2)、介護保険制度論(2)、生涯学習論II(2)、子ども家庭支援論(2)、医療ソーシャルワーク(2)、現代の精神保健の課題と支援II(2020以前:精神保健)(2)、精神保健福祉の原理I(2020以前:精神保健福祉論I)(2)、精神保健福祉制度論(2020以前:支援環境開発論(精神保健福祉論III))(2)、精神医学と精神医療I(2020以前:精神医学)(2)、性格と知能の心理学(2)、ソーシャルワークの理論と方法(精神保健福祉専門分野)I(2020以前:精神保健福祉援助技術各論I)(2)、臨床心理学I(2)、臨床心理学II(2)

※( )は単位数

障害者履修モデル 卒業単位(127)/履修科目(31)

障がいの種別や年代の枠を超えた、包括的アプローチについて学びます。

福祉と経営(経済)(2)、福祉と政策(国際)(2)、福祉と法(家族法)(2)、福祉と法(民法)(2)、精神保健福祉制度論(2020以前:支援環境開発論(精神保健福祉論III))(2)、社会福祉史I(2)、社会福祉と権利擁護(2)、福祉環境論(2)、子ども家庭支援論(2)、ケアマネジメント論(2)、公衆衛生I(2)、 住環境支援法(2)、女性福祉論(2)、性格と知能の心理学(2)、精神医学と精神医療I(2020以前:精神医学)(2)、現代の精神保健の課題と支援II(2020以前:精神保健)(2)、バイオメカニクス(2)、保育の心理学(2)、臨床心理学I(2)、障害構造論(2)、障害者社会教育論(社会教育課題研究I)(2)、障害者福祉論II(2)、知的障害と社会(2)、老人・障害者の心理II(2)、問題を抱える子どもへの支援II(障害児)(1)、社会的養護I(2)、施設処遇法(2)、精神保健福祉の原理I(2020以前:精神保健福祉論I)(2)、医療ソーシャルワーク(2)、身体表現と関係形成(2)、福祉機器活用法(2)、リハビリテーション論(2)、レクリエーションワーク(2)

※( )は単位数

医療福祉履修モデル 卒業単位(127)/履修科目(31)

保健医療サービスと連携しながら、健康と生活の再設計を支援する福祉援助のあり方を学びます。

医療ソーシャルワーク(2)、医療ソーシャルワーク実習(2)、医療ソーシャルワーク実習指導(1)、地域看護(2)、ケアマネジメント論(2)、精神医学と精神医療I(2020以前:精神医学)(2)、現代の精神保健の課題と支援II(2020以前:精神保健)(2)、精神保健福祉の原理I(2020以前:精神保健福祉論I)(2)、精神科リハビリテーション(2)、リハビリテーション論(2)、認知症ケア論I(2)、公衆衛生I(2)、公衆衛生II(2)、介護保険制度論(2)、地域ケアシステム論(2)、高齢者の理解と援助(2)、障害構造論(2)、臨床心理学I(2)、臨床心理学II(2)、精神保健福祉制度論(2020以前:支援環境開発論(精神保健福祉論III))(2)、社会福祉と権利擁護(2)、福祉機器活用法(2)、住環境支援法(2)、健康福祉増進論(2)、レクリエーションワーク(2)、科学的思考と自然の認識IV(統計学の基礎)(2)、家族法(2)、民法(2)、福祉と経営(経済)(2)

* 印は教養科目群に配置されている。

※( )は単位数

精神保健福祉履修モデル 卒業単位(127)/履修科目(31)

精神障がいのある方の自立と社会参加を支援する、精神保健福祉士を目指します。

医学概論(2)、心理学(2)、社会学と社会システム(2)、精神保健福祉の原理I(2)、精神保健福祉の原理II(2)、精神保健福祉制度論(2)、現代の精神保健の課題と支援II(2)、精神医学と精神医療I(2)、精神科リハビリテーション(2)、現代の精神保健の課題と支援I(2)、ソーシャルワークの理論と方法(精神保健福祉専門分野)I(2)、精神保健福祉援助技術各論II(2) 、精神保健福祉援助演習(3)、精神保健福祉援助実習指導(3)、精神保健福祉援助実習(5)、ケアマネジメント論(2)、社会福祉と権利擁護(2)、福祉と経営(施設)(2)、医療ソーシャルワーク(2)、家族ケースワーク・家族療法(2)、公衆衛生I(2)、公衆衛生II(2)、女性福祉論(2)、スクールソーシャルワーク(2)、高齢者の理解と援助(2)、身体表現と関係形成(2)、認知症ケア論II(2)、保育の心理学(2)、問題を抱える子どもへの支援I(児童虐待・トラウマ)(2)、リハビリテーション論(2)、老人・障害者の心理I(2)、老人・障害者の心理II(2)

※( )は単位数

特別支援教育履修モデル 卒業単位(127)/履修科目(31)

本学では「特別支援学校教諭一種免許状(聴覚)」の免許が取得可能です。日本初の、日本手話に特化した教職課程です。ろう学校やその他の特別支援学校教諭を目指します。

障害児教育総論(2)、聴覚障害児の心理(2)、聴覚障害児の生理・病理(2)、聴覚障害教育(2)、聴覚障害児指導法I(2)、聴覚障害児指導法II(2)、聴覚障害児言語指導(2)、聴覚障害教育課程論(2)、聴覚障害教育特講(2)、障害児の心理・生理・病理(2)、障害児教育課程論(2)、障害児教育指導論(2)、特支学校教育実習(2)、特支学校教育実習指導(1)、初級日本手話(1)、中級日本手話(1)、上級日本手話(1)
* 印は教養科目群に配置されている。

※( )は単位数

ゼミの紹介(2023年度)

教員名 ゼミのテーマ
蒲生 俊宏
学部長/教授
障害のある人たちと生活、支援
小原 眞知子
教授
保健医療に関するソーシャルワーク、高齢者福祉とソーシャルワーク、家族支援などを考える
下垣 光
教授
高齢者が直面する課題への支援となるソーシャルワーク実践
新藤 健太
講師
障害者の生活支援(就労・地域移行など)、ソーシャルワークのプログラム開発(新しく有効な仕組みの開発)

卒業研究題目例(2021年度)

  • 聴覚障害児について ~通常学校と聾学校の比較~
  • 共生社会を構築するために必要なこと~外国人、障害者に焦点を当てて~
  • 医療ソーシャルワーカーの役割遂行によって生まれる効果 ―円滑な多職種連携・協働実現のために―
  • 知的障害のある人の青年期における学びの場について -自立訓練(生活訓練)事業を活用した実践を通して-

在学生の声

Profile

福祉援助学科 保健福祉コース4年
野中 佳衣那 さん(東京都私立香蘭女学校高等科 出身)

将来は医療ソーシャルワーカーとして大学での多面的な学びの成果を発揮。

高校生の時に被災地での傾聴ボランティアや大学病院でのボランティアを経験して、福祉に関心を持ったことが、社会福祉士、医療ソーシャルワーカーを目指したきっかけです。本学のオープンキャンパスに参加し、授業の様子や自然に囲まれた環境を見て、ここなら勉強に集中できそうだと志望を決めました。本学科で福祉について多面的に学び、知識はもちろん、それを踏まえて自分で考える力や、興味関心を行動に移す力が身についたと感じています。今後の社会では、福祉のニーズはより複雑化し、需要はさらに高まっていくでしょう。社会福祉の専門職がもっと認知され、社会の理解が深まることで、福祉はますます広がっていくと思います。

福祉援助学科 保健福祉コース4年 野中 佳衣那 さん

My Choice 小原ゼミ

将来は医療ソーシャルワーカーになりたいと考えているので、医療系を専門とされている小原先生のゼミを迷わず選択しました。小原ゼミは私と同じように医療ソーシャルワーカーを目指す人が多いですが、他にも精神保健福祉や児童福祉、高齢福祉など、幅広い分野に興味をもつゼミ生がいるので、新たな関心や知識を得る機会があります。さまざまな考えに触れて視野を広げることができました。

※記事の内容は取材当時のものです。

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