介護福祉コース

コースの特長

今日の多様な介護ニーズに応えるケアワークの知識と技術を修得。

介護に関連する基礎知識から支援に必要な専門的技術まで幅広く学びます。複雑化・多様化する介護ニーズに対して、エビデンスに基づく生活支援を提供し、介護サービスの運営や改善に貢献できる力を養います。

社会福祉士と介護福祉士の2つの資格取得を目指す。

本コースでは、高齢者・障がい者への支援や家族、地域、医療など、さまざまな分野について学べます。ソーシャルワークとケアワークの学びを深めることで、福祉専門職としての総合力が身につきます。

専門性を身につける「履修モデル」

介護福祉履修モデル 卒業単位(157)/履修科目(63)

4年間の積み上げができるように1年次から専門科目を設けています。生活支援に関する専門的な知識・技術を多領域から学び、段階的な実習を通して、支援・介護を必要とする人が自立に向けてその人らしい生活ができるよう、個別援助過程を学びます。

そして、多職種と連携・協働し、チームマネジメントできる実践力を磨きます。

医学概論(2)、社会学と社会システム(2)、心理学(2)、チームマネジメント論(2)、介護概論I(2)、介護概論II(2)、家政学概論(2)、介護予防とリハビリテーション(2)、介護実践・開発(2)、コミュニケーション技術I(1)、コミュニケーション技術II(1)、生活支援技術I(2)、生活支援技術II(2)、形態別生活支援技術I(1)、形態別生活支援技術II(1)、形態別生活支援技術III(1)、形態別生活支援技術IV(1)、家政学演習I(1)、家政学演習II(1)、介護過程の基礎(1)、介護過程の展開と実践I(1)、介護過程の展開と実践II(1)、介護過程の展開と実践III(1)、介護過程の展開と実践Ⅳ(1)、介護総合演習I(1)、介護総合演習II(1)、介護総合演習III(1)、介護総合演習IV(1)、介護実習I(2)、介護実習II(4)、介護実習III(1)、介護実習IV(3)、こころとからだのしくみI(2)、こころとからだのしくみII(2)、発達と老化の理解I(2)、発達と老化の理解II(2)、認知症ケア論I(2)、認知症ケア論II(2)、老人・障害者の心理II(2)、障害の理解(1)、医療的ケアI(2)、医療的ケアII(2)、医療的ケア演習(1)

※( )は単位数

ゼミの紹介(2023年度)

教員名 テーマ
小田 美季
教授
地域研究(障がい者観及び福祉・雇用関連制度・施策や当事者参加型活動の国際比較)
壬生 尚美
教授
介護福祉領域における実践課題に関する研究
森 千佐子
教授
高齢者の生活課題と支援、介護者への支援、介護福祉実践における課題などについて考える
永嶋 昌樹
准教授
高齢者と家族への支援、高齢者と子どもとの世代間交流、介護の歴史

卒業研究題目例(2021年度)

  • 独居高齢者が安心して暮らせる場としてのサービス付き高齢者向け住宅の現状と課題
  • 認知症高齢者の家族介護者が求める支援 ~行政・地域の結びつきの必要性~
  • 「安楽死」という選択とどう向き合うか
  • 終末期ケアの現状と課題 -在宅における終末期ケア-

在学生の声

Profile

福祉援助学科 介護福祉コース4年
亀井 高広 さん(静岡県私立加藤学園高等学校 出身)

大学で身につけた知識と技術を活かし相手に寄り添えるソーシャルワーカーに。

高校生の時に祖父が亡くったことがきっかけで祖父のような高齢の方を身近で支える介護福祉士の仕事に関心をもちました。本学を志望したのは、介護福祉士と社会福祉士の資格取得を目指せるからです。また、理論や根拠を学んだ上で、支援に必要な技術や精神も学ぶことができます。講義や実習を通して、マニュアル通りの対応ではなく、相手に寄り添って一緒に目標や課題の達成を目指していくことの大切さを実感しました。卒業後は、知的障害をもつ方を支援する法人で働く予定です。残すは国家試験のみですが、合格はもちろん、知識をしっかりと身につけ、より専門性の高い支援を行えるようになりたいです。

福祉援助学科 介護福祉コース4年 亀井 高広 さん

My Choice 壬生ゼミ

終末期の本人と家族のニーズの実現について学びたいと思い、ゼミを選びました。壬生先生が授業で紹介していた介護ロボットに興味があり、ゼミを選択しました。ゼミに入った後は、3年次の授業をきっかけに「発達障害児に対するICT機器支援」にも興味が広がっていきました。ICT活用の課題は介護ロボットの分野とも通じる部分があり、自分なりに学びを深めることができました。

※記事の内容は取材当時のものです。

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