農的空間創出(新農福連携)プロジェクトとは

Creation of agricultural spaces

清瀬市を舞台に「農」を通じた多彩な交流活動で
世代を超えた絆をはぐくむ

「農的空間創出(新農福連携)プロジェクト」とは、清瀬のまちを舞台に、「農」を通じた世代間の交流を広げる活動です。日本社会事業大学では、プロジェクトの拠点としてさまざまな取り組みを進めています。例えば、保育園児が野菜を植え、その野菜を高齢者の方と一緒に収穫し、野菜を調理して地域の方々にふるまったり。キャンパスの雑草を食べてもらうために飼いはじめたヤギを囲み、学生、教職員、近隣住民の方々が、団らんを楽しむ。「農」を通じた活動により、世代間の交流が広まっています。ほかにも、堆肥づくりや農業セミナーの開催、農家へのボランティア活動など、数々の取り組みを計画中です。本サイトでは、このような具体的な活動について随時発信していきます。ぜひご覧になってください!

担当教員よりメッセージ

誰もがゆたかに生きられる地域共生社会をめざす。
日本社会事業大学から始まる交流の輪

現代の日本は世代間の交流が徐々に少なくなり、他世代への敬意や親しみが薄れてきているように思えます。昔のように近所の人が声をかけ合い、地域のお年寄りの家に子どもが遊びにいくといった光景を目にする機会も減りました。そんな時代でも誰もが孤立せず、ゆたかに生きられるような社会をめざそうと生まれたのが、農的空間創出プロジェクトです。「農」は食ともかかわりが深く、誰にとっても身近な存在。人と人とをつなぐ交流のキーワードにふさわしく、実際に多くの交流の輪が生まれています。今後も日本社会事業大学を拠点に、お互いを思いやるコミュニティづくりを続けていきます。